【2019年12月】北京旅行記 2日目編
はい。北京到着二日目です。
こちら到着までの記事です。
北京一日目です。
朝8時ごろに目が覚めました。天井がぼやけて見える。
完全に風邪ひいたな。頭が痛い。体がだるい。
この記事を書いている時勢柄、新型のコロナウィルスでは?と冗談を言ってみますが果たしてどうでしょう。
近日中に埼玉の高校教員が病院に搬送されるニュースを目にしたら高確率で私です。
というわけで重い体をおこし、気温の上がり始める10時ごろにホテルを出発。
飯だ。飯を食わせろ。
とりあえず最寄りの東四駅へ。
胡同の雰囲気は相変わらず良い。
東四駅の向かいに大型のスーパーがあったので、とりあえず寄ってみることに。
なかなか活気のある様子。
出ました。北京ダック!こいつを食らう瞬間は訪れるのか。
野菜の一つ一つがでかい。
とりあえず食べたいものがなかったので、外に出る。
すぐ近くにレストランが並んでいたので入ってみた。
米か麺か。昨日の昼も夜も麺だったからなぁー。
麺一択。笑
今回は黒酢ではなく、辣油で味変。
うまい。 うますぎる。じゅうまんg・・・。
羊肉の串焼きも山椒が効いていて美味。
38元=650円くらい。まあ、良しとしよう。
再び、地下鉄に向かいます。
例のごとく荷物検査を受ける。もうめんどくさいとも思わなくなったな。
鉄道の運賃の仕組みは初乗り3元で、10キロ以上の乗車で5元になるみたいです。
100元チャージはやりすぎたかもしれないな。
ところで、本日の目的地は北京の北西にある「円明園」と「頤和園」 です。
それぞれが近くにあるのと、ロマンあふれる清朝末期の雰囲気が味わえるのではと決めました。
地下鉄で3回ほど乗り換え、時間にして1時間ちょっとで到着。
入場は25元。冬場のオフシーズンは安くなっているみたいです。
入り口には堂々と中華人民共和国70周年のパネルが。
国威発揚に余念がなさそうです。
こういうのも来てみなければわからないことですよね。
さて、入ります。
うーん。ものすごい広い。
目的の円明園跡地は公園の奥の方なので、これはかなり歩くな。
途中も雰囲気のある建物が多くあるが、まあ、どれも似たようなもの。
湖全部が凍っていました。
凍った下で鯉が元気に泳いでいました。
歩いてすでに1時間近く。地図を見るとまだ半分にも届かず。
絶望しながら進むと、跡地までのバスが!!
乗りまーーーーす!
これで、楽に着くなーと気を緩めていると。
出発して動き出した途端、冷えた風が全身を襲う!
陽の明るさで忘れそうですが、日中も氷点下の寒さです。
ガクガク震えながら、到着までをやり過ごす。
ついに到着。もはや体調は最悪。
しかし、あの円明園に私は着いたのだ。
・・・のだ。
いや、わかっていたよ。円明園がとうの昔に英仏軍によって破壊されたことを。
いまはその瓦礫だけが集められていることも。
資料集で何度も見た。
でも、もうちょいなんかあってもよくないか!?
ここまでの苦労が報われるような何かをよぉ!
とりあえず私は「円明園に行ったことのある世界史教員」にレベルアップした!
目的も果たしたし戻ろう。
再び地下鉄へ。次なる目的地は頤和園!
30分くらいの移動で到着。
ここ頤和園は清朝末期のビッグママこと西太后が国費を横領して作った夏の避暑地です。英語表記でSummer palace と言われる所以ですね。
歴史の中でこの清朝末期程ドラマのある時代はないですね。
やはり凍ってますな。
ここもまためちゃくちゃ広い。
雰囲気的には日光東照宮のような感じですかね。
西太后が休息をとった本堂。
歩いて40分ほど、まだまだ見どころが多そうだ。
体力の限界を感じつつ、それでもあの西太后の陰影をたどるんだ!
気持ちでカバーしつつ次の門を私はくぐったのだ。
後光がまぶしいぜ!
あれ?
なぜかチケット売り場が目の前にあるな・・・。
間違えて出ちゃった( ;∀;)
どうやら地図を見間違えて最短ルートで出口に向かっていたらしい。笑
まあ、そういうこともあるよね。
これもまた運命。
私は潔く諦め、近くのローソンでおやつを買ったのであった。
コーヒーが体の芯までしみるぜ。
といい加減体が限界を迎えていたので、ホテルに帰ったのであった。
東四駅につくと、さっきのスーパーで夜食を調達。
本日のラインナップ。
ドン!!お焼き。黄色い理由は不明。(カレーの味も特にせず)
ドンっ!!昨日に続き安くて薄いビール(うまいとはいってない。)
風邪は酒でも飲んで治せってなぁ!!
ドン!
酒のつまみ。これが今回の旅で一番はまったフード。
こんにゃくがとってもスパイシー。
と、こんな感じで北京での2日目でした。
円明園も頤和園も冬に行くものではない。(確信)
春先の緑豊かな時期だったらかなり美しい景色が見れたのだろう。
万里の長城にいっておけばよかったかもな。
明日はついに天安門へ。
待ってろ毛沢東!!